ぺんぎんの介護教室(ワークハウス編)

「普通に暮らすより良い食事の刑務所」
「知ってますかね? 高齢者専用の刑務所ってあるんですよ」
「コレ実は大変な財政の圧迫になっていて、微妙な問題になっていたりします。ちょっと特殊な刑務所でしてね、ケアワーカーとか医者とかが配置されているんですよ」
「ただ、ここに収監されてる人たちって、大体が出所しても行き先がなかったりする人たちですよね。出所しても9割は舞い戻ってくるみたいです」
「それがじょじょに増えて店員オーバー(つд`;」
「医療も安全も食料も提供されますから、そりゃ危険な路地裏よりも刑務所のほうがいいですね」
「被害者より犯罪者を擁護する人権団体」
「『おまわりさんつかまえてくれよぉー』」
「ヴィクトリア朝時代とかにも貧民のための保護施設はあったらしいけど、保護されるぐらいなら!って脱走者続出だったらしい。」
「それぐらいの待遇でいいと思う。」
「ワークハウス・テスト法ですね」
「当時、貧困っていうのは個人の怠惰が原因だと考えられていたんですね。だもんで、ヤードっていうか警察が片っ端からとっ捕まえて、ワークハウスっていう仕事を与える場に連行したんです」
「まぁ、スラムで仕事がない人が仕事を与えられるので、こんないいことはないって思ってたんでしょうが」
「実際は、18時間労働で低賃金と狂ったスケジュールで働かされる場所でして。このワークハウスは通称”恐怖の家”と呼ばれ、社会福祉の歴史の負の部分として、後に人権意識の高まりと共に悪法として廃止されました」
「うん。刑務所もそうしたらいいんじゃね?」
「毎日がデスマーチ♪ 多分二度と刑務所に戻ってこない。」
「 |。・_・) 18時間労働とか、普通にデスマ中はそんな感じかもしれないか。なんだ普通じゃん(まて」
「普通普通(ぉぃ」
「会社で四時間寝るとして 帰ってくるのはシャワー浴びて洗濯やる為みたいな?」
「帰ってくる時間あるだけ、まだ余裕?」
「(つд`; )ひどい生活・・・」
「なんだ現代のワークハウスがどこにでもあるじゃん」
「 (つД`)」


「いつになく社会派なナデ描き」

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このブログ記事について

このページは、artyが2009年1月30日 17:00に書いたブログ記事です。

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