【メイドくん仙台旅行記４】ごめんなさいカップル温泉

仙台では行き当たりばったりに歩き回ったおかげで、仙台市博物館とか色々な施設がみんな閉館時間を過ぎちゃいました。おかげで次の目的地である松島に着いたのも、かなり遅い時間になってしまいました。

それで泊まったホテルなんですが、最近流行りの混浴やってたんですよ。いわゆる家族風呂とかカップル温泉とかいうやつでしょうか？ と言っても専用の施設がある訳ではなくて、時間制。夜11時までは普通の男風呂と女風呂なんですが、それを過ぎると貸切風呂になるというシステムです。４コマの中の人達は野郎ばかり３人ということで、普通に男風呂で良かったんですが、着いた時間が遅かったものだから必然として貸切風呂に。
さて、ここで問題発生です。ボクはとろとろと荷物の片付けとかしてたので、他の２人には先に行ってもらったんです。で、いざ風呂場に着いてみると「貸し切り」の札がついた浴場が二つ。どっちに友人達が入ってるのか分からねぇえーーーーっ！！ もちろん風呂に行くのに携帯なんて持ってませんし。中から鍵かかるから着替え中とか入浴中に遭遇することはないとはいえ、別の人の方の浴場を間違えてノックしたりしたら気まずすぎですから！ あ、ボクは１／２の賭けに勝ちました。神さまありがとう。

いいお湯でした。温泉ではなく大浴場だったので、普通といえば普通なんですが。でも足を伸ばせるのはいいことです。普段は浴槽に半分ぐらいまでだけお湯入れて、あとは潜るようにして強引に肩まで浸かる貧乏生活ですからね。
そして風呂場から出たら……カップル様の大行列がががががが！！ 行列というのは大げさですが、それでも３カップルぐらい並んでいらっしゃいました。ごめんなさい。男だけで混浴風呂を使っちゃってごめんなさい。違うんだ！ これが時間が時間だったから仕方なかったんだ！！ そんな言い訳を心の中だけで叫びながら、足早にその場を立ち去りました。何でしょうね、この切ない気持ちというか敗北感は。うわーん。