階下の人々1:ページボーイ(小姓)

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最近はサボりがちで、ブログを更新するネタがないので「メイドくん制作中」の元ネタ解説でも晒してみようかなと思います。厨二設定ばんじゃーい∩( ・ω・)∩。ちなみに「メイドくん」は剣と魔法のファンタジー世界のお話です。なので、特定の国と時代が舞台という訳ではありません。騎士達は中世の住人だし、メイドさんが活躍したのは近世だったりするので、それだけで五百年近い誤差ががががが。そんな言い訳を前置きにした上で、まずはキャラクター達の紹介をしたいと思います。


お話に登場するメイドさん達のモデルは、もちろんヴィクトリア朝時代の大英帝国です。西暦にすると1800年代、産業革命から第一次世界大戦の間ぐらいのイメージですね。紹介するトップバッターはもちろん、メイドくんことページボーイ(Page Boy)。日本語では、小姓と訳されることが多いのかな? 少年使用人です。主な仕事は、愛嬌を振りまくこと。可愛い男のコが、半ズボン姿で働いていました。ごめんなさい。嘘です。作中ではメイド服を着ていますが、史実ではもちろんそんなことありませんでした。残念なことです。でも、人に見られることが役割なので、立派なお仕着せの制服を支給されていたのは本当です。


「可愛いは正義」を体現することがお仕事なので、人目に付かないと意味がありません。手紙の配達や、ホールの案内や荷物運びなんかをお手伝いしていたようです。その他にも、フットマン(従者)のアシスタントとして、ブーツやナイフを磨くといった雑用もこなしていました。


少年使用人の呼び方としては他に、接客担当としてはホールボーイ(ホールの案内)や、ベルボーイ(呼び出しベルへの対応)。雑務担当としてはランプボーイ(ランプや蝋燭の管理)、ブーツボーイ(ブーツ磨き)、ナイフボーイ(ナイフ磨き)といった種類があったみたいです。前者は現代日本なら、ちょっぴり高級なホテルのベルボーイがイメージに近いかもしれません。

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このページは、nadegakiが2010年2月27日 23:33に書いたブログ記事です。

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