2010年3月アーカイブ

介護職と漫画家の給料対決

「初めて今の職場から給料をもらった。そして普通に赤字すぎて吹いた」
「パート扱い時は時給800円」
「介護士のパート、時給安ッ」
「毎月生きてるだけで13万円の支出なのに9万円の初任給?(^o^)/オワタ」
「1ヶ月かけて16P漫画描いたって、9万いかねーよ?(^o^)/」
「単行本でウハウハ。連載はその布石じゃないんですか」
「友人がそんな過酷ななか1年間頑張って単行本だして、50万くらい入るらしい。ほんとどうやって生活してるんだ漫画家」
「介護職でも正職員で夜勤さえはいれば、手取り16万くらいになる話」
「ブルジョワめΣ( ̄口 ̄」

メタノール中毒的な意味で

「ウイスキー水割り頼んだらロックで出てきた(´_`)」
「ウィスキーはロックかストレートで飲んだ後にチェイサーで味わうものです」
「水割り嫌い」
「薄っすい水割りで飲むと、悪酔いしなくてボクみたいなアルコール耐性ない人間にはいい」
「チェイサーで楽しむってどうするのだろー」
「和らぎ水とか用意してくれる居酒屋がもっと増えてもいいと思う」
「チェイサーという言葉はしらないけど、強い酒の後に水とかウーロン茶は飲むな」
「それをチェイサーと言う」
「会社の飲み会だとビールの後に日本酒だが」
「それはちゃんぽんと言う」
「日本酒と言えば 升にコップが入っててあふれて、升の所まで表面張力でぐぐぐって成るのが良いな」
「升から溢れるほど注ぐのがマナー」
「マナーがなってない飲み屋もちらほら」
「ねー」
「家飲みだと一升瓶3000円?4000円くらいのを楽しむのが良いのかな」
「100円の紙パック日本酒は不味かった…」
「それってきっと飲んだら鬼も死ぬからってんで『鬼ごろし』とか名前が付いてたりするランクだよねっ」
「鬼が死ぬって、そーいう意味で死ぬのかΣ( ̄口 ̄」

執事が一匹

「ぐふう。明日も早番だというに、変な時間に寝てしまったから困ったのう(・w・;」
「そういうときは執事を数えるといいよ」
「セバスチャンが一匹」
「(´д`;」
「ウォルターが二匹」
「アルフレッドが三匹」

作業効率の高いOAチェア

「ぅ。椅子が壊れかけてる(つд`)」
「積みゲーをうまいことくっつけて椅子にすれば」
「先生! それだと背もたれが作れません!」
「背もたれって使うんですか」
「昔学校のPCルームの椅子の背もたれに体重かけたら、ぽろっととれてこけてからトラウマに」
「ゴージャスなOAチェアを買うチャンス」
「銀行残高が0円だったおいらは冒険できない」
「借りられるまでが自分のお金です」
「おい下僕、お前オレサマの椅子になれ。が一番です」
「へんたいがいる」
「むしろ可愛い幼女の椅子になりたい」
「もっとへんたいがいた・・」

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男性使用人の次は、いよいよ女性使用人の紹介です。まずはハウスキーパー(Housekeeper)。家政婦と訳されることが多いようです。家政婦と聞くとつい「家政婦は見た!」みたいな掃除のおばちゃんをイメージしちゃったりしませんか? 少なくともボクはそんな印象です。でもヴィクトリア朝時代のハウスキーパー(家政婦)は、そのイメージとは全然違います。何しろ女性使用人のトップ。バトラー(執事)に並ぶ、最上位の上級使用人でした。んー、家政婦以外のいい訳ってないのかなー。たまに女中頭っていう訳も見掛けたりはしますね。


男性使用人達がバトラー(執事)の管理下なら、メイド達の大半はハウスキーパーの管理下に置かれました。一部の例外はコック(料理人)やレディースメイド(侍女)ぐらいです。メイド達の雇用や人事、そしてマネジメントがハウスキーパーの主な仕事でした。奥様の補佐として、家計の収入や支出も管理しました。
マネジメント業務以外では、備品や食料品の管理もハウスキーパーの仕事です。バトラーの担当が銀食器なら、ハウスキーパーは陶磁器やリネンを管理しました。また、紅茶の時間に必須となる飲み物とお菓子はキッチンではなく、ハウスキーパーが管理する蒸留室で用意されました。ケーキやビスケット、ジャムといった軽食を作っていたようです。また、ハーブの蒸留といった民間療法のスキルも求められました。


とっても偉いハウスキーパー(家政婦)ですが、その地位の高さを示すエピソードが幾つかあります。まずハウスキーパーは、既婚、未婚を問わず、敬意を込めてミセスと呼ばれました。また、使用人の証である「メイド服」を着る必要もありませんでした。
そしてハウスキーパーのシンボル的な小アイテムが、鍵束です。その仕事柄、貯蔵庫やあらゆる部屋の鍵を持ち歩く必要があったのです。ジャラジャラと鍵束の音が鳴るのはハウスキーパーが近くまでやってきた合図で、その音を聞くだけで下級使用人は思わず「ビクッ」としてしまったそうです。その気持ち、ボクにもとてもよく分かります(笑)。


また、ハウスキーパー(家政婦)には私室が与えられました。メイドの面接なども、ハウスキーパーの事務室で行われたようです。下級使用人としては、きっと呼び出されたくない部屋ナンバーワンだったのではないでしょうか。
さらにハウスキーパーには、専属のサポートメイドまで付くことがありました。スティルルームメイド(蒸留室女中)です。使用人に仕える使用人。何だか本末転倒な気がしないでもありませんが、将来のハウスキーパー候補生といった位置付けでもあったのでしょう。マイナーなメイドなので、スティルルームメイドまでは「メイドくん」には出てきません。

まだあわてるような時間じゃない

「今日は例大祭ですね><」
「まだ製本フェイズに移行しない・・・ぜ・・・」
「まだ8時間はある」
「まだあわてるような時間じゃない」
「製本は現地で」
「行列の人数で何冊作るか見積もるわけですね」
「複写も手書き」
「スケブ依頼、承りマス(※有料)」
「なんという」

階下の人々6:バトラー(執事)

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男性使用人と言えば、代表格はやっぱりバトラー(Butler)でしょう。もちろん執事のことです。「黒執事」のセバスチャン、「ハヤテのごとく!」のハヤテ、「ヘルシング」のウォルター、数え上げたらきりがないほど様々な執事キャラですっかりお馴染みですよね。時代によって役割は変わりつつも、現代でも存続する職種の一つでもあります。


ヴィクトリア朝時代の執事は、多くの男性使用人達を総括する最高責任者でした。男性使用人のトップとして、部下達が滞りなくサービスを提供しているか目を配り、さらに彼らの人事や育成も担当しました(ただし、主人の私的な使用人であるヴァレット(近侍)の人事は除く)。

残念ながら正体が悪魔だったり、鋼線を操ったりして、主人の護衛として戦闘することはしなかったようです。綴りも、Butlerであって、Battlerじゃないですからね。いや、きっと中にはそんな武闘派執事も居たに違いませんが!


責任は重大で、女性使用人のトップであるハウスキーパー(家政婦)と共に、二人三脚で屋敷の運営を担いました。特に主人のサポート、手紙の管理、訪問客の対応、といった辺りがバトラー(執事)の管轄でした。特に舞踏会やパーティを催す際には、その成否はバトラー(執事)の手腕に掛かっていました。

管理職なので、部下のマネジメントこそが職務の中心であり、自ら手を動かすような仕事は少なかったようです。ただし、例外がワインセラーと銀食器の管理でした。ソムリエのように料理に合ったワインを用意し、購入や保管を行うだけではなく、ワインの清澄法といったスキルまで要求されました。


バトラー(執事)よりも上位の使用人としては、スチュワード(家令)という職種もありました。主人の代理人として、お屋敷と使用人達の管理を行いました。「メイドくん」の作中では、バトラー(執事)がその役割を兼務しています。

階下の人々5:ヴァレット(近侍)

ヴィクトリア朝時代のイベントに、社交シーズンというものがあります。春から夏にかけて議会のある時期には、ロンドンに地方の貴族達が集まって、日夜、舞踏会やパーティが開かれたのです。シーズン中に滞在するための、ロンドン近郊にある館をタウンハウスと呼びます。

そして秋から冬の間は、貴族は自分達が所有している領地へと戻ります。本邸とも言えるそちらの館を、カントリーハウスとか、マナーハウスと呼びます。広大な敷地と庭園に、大きなお屋敷というイメージは、カントリーハウスの方ですね。


「メイドくん」は、社交シーズン中の地方都市を舞台にしています。そのため領主夫妻は帝都に滞在中のため、社交界デビュー前の娘だけがカントリーハウスに残っているという設定です。ついでに領主夫妻のお供でタウンハウスに行ってしまった使用人達は、まとめて出番がありません。


そんな出番のないキャラの一人が、ヴァレット(Valet)です。近侍と訳されます。上級使用人に区分され、主人の個人秘書みたいな仕事をしていました。奥様に仕えるレディースメイド(侍女)の男バージョンみたいなものですね。

主人に仕えることが第一優先となるため、フットマン(従者)と違ってお屋敷の仕事はしなくても良かったようです。また採用基準は、主人との相性が第一となりました。そのためバトラー(執事)の人事権が及ばず、主人自らが選任しました。


ちなみに使用人の人数が少なく専任のヴァレット(近侍)を雇えない館の場合は、バトラー(執事)やフットマン(従者)がその役割を兼任しました。逆にヴァレットが居てくれる場合、フットマン達の仕事はずっと楽になりました。

階下の人々4:ガードナー(庭師)

ヴィクトリア朝の田舎の屋敷(カントリーハウス)には、庭園が付きものです。現代に残されたカントリーハウスにも素晴らしい庭園は残っていて、観光客の目を楽しませてくれるそうです。ああーーーーっ、ボクも行ってみてぇええええええ!!
そんな庭園を手入れするのがガードナー(Gardener)です。日本語では庭師とか園丁と訳されるようです。もちろん見た目で楽しませるだけがガードナーの仕事ではありませんでした。菜園や温室で農作物を育てるのも、ガードナーの役割でした。コックから注文された野菜やフルーツを揃えたり、逆に食べ頃の野菜を助言したりしていました。


「メイドくん」の作中でもガードナーは存在しています。でも、アウトドアスタッフ達は、本邸とは別の離れに住んでいるという設定なので出番ありません。


同じく「メイドくん」には出てきませんが、ついでなので他のアウトドアスタッフも紹介しておきたいと思います。まず、当時の上流階級の嗜みとして、ガーデニングに並ぶ高尚な趣味として認められていたのがハンティングです。大きな屋敷であれば、狩場を備えていました。
そこで狩りの進行を助けたり、日頃から狩場や道具の手入れをしていたのがゲームキーパー(狩場管理人、または狩猟番人など)です。野菜だけではなく、お肉もゲットです。嘘です。狩りはあくまでスポーツでした。もちろん趣味としての釣りと一緒で、狩った獲物はおいしくいただいていたようです。


野菜、お肉と来たら、次は牛乳です。敷地内で牛を飼っている自給自足主義的なお屋敷の場合にだけ存在したのが、デイリーメイドやミルクメイド(酪農女中)です。インドアスタッフなのかアウトドアスタッフなのか微妙なところですが、乳搾りや、クリームやバター、チーズといった乳製品作りを担当していました。
ちなみに「メイドくん」の作中では、乳製品は敷地内生産ではなく外注という設定です。そのためデイリーメイドの役割は、キッチンメイド(台所女中)が兼務しています。

階下の人々3:コーチマン(御者)

ヴィクトリア朝時代、交通手段の中心は馬車でした。当時の英国は階級社会でしたが、メイドを雇うことが出来れば中流階級と言っても良いレベルでした。もう少し家計に余裕のある家であれば、メイドを複数人雇ったり、男性使用人を雇っていました。
そんな彼らの憧れの的。上流階級のステータスシンボル。それが自前の馬車です。自らの馬車を所有することは、中流階級の人達にとって高嶺の花でした。馬車そのものがお高い上に、厩舎や専門職の使用人を抱えることは、かなりハードルの高いことだったのです。今風に表現するなら、お抱え運転手付きの高級リムジンみたいなイメージでしょうか。


そして運転手役となる、馬車を走らせるための専門スタッフがコーチマン(Coachman)です。日本語では御者ですね。技術を要する職種なので、下級使用人の中では比較的待遇も良かったようです。馬車の運転席である御者台は、外からでも良く見えます。そのため走る広告塔の役割も期待されることから、派手で立派な制服を支給されることが多かったようです。
仕事の内容はもちろん、馬を操り馬車を走らせること。主人達がいつでも出掛けられるように、常時馬車の用意を整えていました。そして出掛けた先では、主人達の用事が終わるまで待機するか、もしくは指定の時間に迎えに上がりました。


それと馬の世話係として、グルーム(馬丁)という役職もありました。ヴィクトリア朝時代でも終盤になると、彼らは自動車の運転手や整備士に取って代わられていきました。


「メイドくん」の作中でもコーチマン達は存在はしているはずですが、本邸とは別の離れに住んでいるという設定なので出番ありません。いや、出番はあっても、立ち絵が用意されることはないと思います。仕方ないね。<ぉぃ


ちなみに自分で馬車を持てない人達がどうしていたのか。上流階級でも中の下といった人達は、貸し馬車を利用しました。貸し切りのリムジンサービスみたいなものです。中流階級の人達が利用したのが、辻馬車。シャーロック・ホームズとかでも頻繁に出てきますね。これは今でいうタクシーみたいなもので、行き先を指定するとそこまで連れて行ってくれました。
タクシーなんてとんでもない! とてもそんなお金ねーよ! そんな一般庶民の味方が、乗合馬車(オムニバス)です。22人乗りで、屋内席と屋上席の二階建てでした。バスのご先祖様ですね。


他には駅馬車や郵便馬車と呼ばれる、都市間長距離馬車も運行していました。乗合馬車には決まった停留所はありませんでしたが、駅馬車では宿屋やコーヒーハウスが駅代わりに機能していたそうです。ヴィクトリア朝は鉄道や地下鉄の登場した時代でもあるので、これらも時の流れと共に消えていきました。

巨大オンリーイベント裏番組

「(参加するの)どこのイベント?」
「川崎産業会館」
「オンリーイベントか何かですか」
「ぱちすろおんりー(50スペース)」
「例大祭(東方オンリーイベント・4050スペース)の裏番組」
「何というマイナー路線(つД`)<裏番組」

階下の人々2:フットマン(従者)

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メイドの歴史を調べると、必ず出てくるのが使用人税のお話です。これは男性使用人に対して課税される税金で、女性使用人、つまりメイドには無課税でした。メイドさんが一気に普及した理由と言われています。


という訳で、男性使用人を雇えるのは、一部の上流階級の館に限られました。そして男性使用人で最もポピュラーな存在だったのが、フットマン(Footman)です。従者や従僕と訳されます。下級使用人に分類されるので、メイドの男性バージョンと表現できるかもしれません。
あ、ちなみに男性使用人として知名度の高い職種である執事(バトラー)は、上級使用人です。メイドというより家政婦(ハウスキーパー)に近い存在なので注意しましょう。ここ、テストに出ますよ!<出ません


主な仕事は、主人の身の回りの世話です。接客もします。具体的には食事の給仕や、外出先への同行、来客の案内や取り次ぎといったところです。主人やその家族、そして来客者の目に触れる仕事は、男性使用人の役割でした。そのため評価は見栄えが第一。背の高さで給料が決まるという、外見至上主義でした。ひどい、謝れ! 背の低いボクに謝れ!
すこし話を脱線してしまうと、男性使用人と違って、女性使用人が主人や来客者の前に姿を見せることは好まれませんでした。人知れず「妖精のように」仕事をすることを求められたのです。せっかくのメイドさんを見ることが出来ないなんて、何てもったいない! ヴィクトリア朝の偉い人は、大きな過ちをしていたと言わざるを得ないでしょう。<マテ


衣服にブラシを掛けたり、ブーツを磨いたり、新聞にアイロン掛けしたり、馬車を手配したりと、フットマンの仕事は広範囲に渡りました。もちろん石炭運びのような力仕事もしました。ただし、使用人が大勢居るようなお金持ちの館にしか雇われない存在だったので、何だかんだ言いながらも小さな家に雇われたメイド達に比べれば仕事は楽だったようです。


あと、ディナーや舞踏会に招待された時には、その屋敷のフットマンにチップを弾んでやる必要がありました。それをケチった客人は、フットマンに「うっかり」ミスを連発されて散々な目に遭ったようです。また業者への支払い処理なんかも担当したので、その際に商人からバックマージンを得るのは当然の権利でした。当時の日記を読むと「チップが少ない!」「あいつはケチだ!」みたいは話が満載です。いや、そんな人達ばかりではなかったとは思いますけどね!

時をかけるカレンダー

「エロゲのグッズとかが結構場所をとる」
「そちらの家に送りつけていいですか? おもに食器」
「じゃ、家にあるのをそちらに」
「意味ナス」
「実用性のありそうな?カレンダーでも送っときますね」
「カレンダーっ。俺の部屋にかかってるカレンダー、1995年の9月のままだ」
「はっ、15年…」
「ひ」
「・・・」
「月日が流れるのが早ひ」